その他

1.5車線的整備に関する適正整備方法の提案
中山間地域の比較的交通量の少ない道路(特に第3種第4級道路)は、厳しい財政状況やアウトカム指標を用いた成果主義(効果の大きい事業に投資)の影響により、2車線改良が思うように進捗していないのが現状です。この種の道路は、日常生活には欠かせない重要な生活道路である場合が多く、安全で快適な信頼性のある道路への整備が望まれています。

ASSTranseは、各ドライバの知覚・認識・判断・操作を反映したシミュレーションが可能であり、幅員狭小区間でのすれ違い時の後退・徐行状況など、実際の走行により近い交通状況を予測できます。

検討できる内容は、

  1. 改良案(改良案の組合せも可)の交通状況の予測
  2. 安全性、快適性、信頼性の向上効果の算出
  3. 最適改良案の提案

チャート図7

踏切道路の速効対策による効果分析
踏切道の対策には、「抜本対策」の踏切除却と「速効対策」の踏切交通の円滑化があります。抜本対策は、自治体の財政負担が大きく、事業完了まで長期間を要することから、国土交通省では、速効対策が必要な個所について、踏切交通の円滑化の取り組みを強化しています。

ASSTranseは、速効対策案が実施された時の踏切道の交通流を予測できることから、整備効果、対策案の評価に使用できます。

チャート図8

歩道橋撤去による交通状況への影響分析
横断歩道橋は、1960年代から全国的に整備が進められてきましたが、それを見直す動きが広がっています。歩道橋の利用者が少ないこと、階段の上り下りが大変で高齢者に負担になること、歩道橋があるのに車道を横断する歩行者が多いこと、景観上も問題があることなどが、その理由です。

ASSTranseは、車両のみならず歩行者の流動もシミュレーションできることから、歩道橋を撤去し横断歩道を設置した場合の自動車交通への影響(渋滞、損失時間等)、歩行者の利便性・快適性・安全性などへの影響を分析できます。

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