7. 経路選択モデルの検証

経路選択モデルの検証

図7.1に示すネットワークを用いてシミュレーションを行い、経路選択モデルがどの程度再現されているかを検証した。ASSTranseでは、各経路に対して選択される確率を設定することによって、各エージェントがランダムに経路を選択するようにしている。シミュレーションではボトルネック容量を1200[台/h]とし、経路1と経路2が選択される確率を、それぞれ(75%,25%)、(50%,50%)、(25%,75%)の3段階とし、リンク1とリンク2の流入量と流出量をそれぞれ計測した。
設定した経路1と経路2の選択される比率が(75%,25%)ときの結果を図7.2に、比率が(50%,50%)ときの結果を図7.3に、比率が(25%,75%)ときの結果を図7.4に示す。


経路選択モデルでの検証に用いた設定
図7.1: 経路選択モデルでの検証に用いた設定


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選択される比率が(75%,25%)の場合のフローパターン
図7.2: 選択される比率が(75%,25%)の場合のフローパターン


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選択される比率が(50%,50%)の場合のフローパターン
図7.3: 選択される比率が(50%,50%)の場合のフローパターン


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選択される比率が(25%,75%)の場合のフローパターン
図7.4: 選択される比率が(25%,75%)の場合のフローパターン

ASSTranseでは、合流部では優先/非優先の区別があり、非優先車線の車両は流入の際に必要に応じて減速し、合流する。図7.1では、リンク1が優先、リンク2が非優先である。そのため、図7.4のように、リンク2の交通量が多くなると、リンク2側で渋滞が発生する。

経路選択モデルの検証のシミュレーション・デモです。
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INDEX
1. 車両発生 
2. モデルパラメータと交通流特性の関係/ボトルネック容量
3. モデルパラメータと飽和交通流率の関係
4. 渋滞の延伸と解消およびショックウェーブ
5. 合流部の容量と合流比 (エージェントモデルのため省略)
6. 信号交差点での対向直進交通による右折容量の低下
7. 経路選択